引越の準備
引越って、どうすればいいの?
詰め方にコツはある?
今日は、必要になる資材について、および手順を3ステップにわけて、引越の準備を解説していきます。
■必要な資材
・段ボール箱 大きめと小さめの2種類。
・ガムテープ
・油性ペン(赤と青など2色ほど。太いものがおすすめ)
箱とテープは、契約した引越屋さんがくれることが多いのでそのときは利用しましょう。
ただし、詰め方を間違えると箱が足りなくなることもありますので、下の解説を読んで、うまく詰めていってくださいね。
段ボール箱は、必ずガムテープで貼り付けて組み立ててください。
決して、テープ無しで互い違いに折り込んで箱にしたりはしないでくださいね。箱としての強度が格段に下がります。
■箱詰めについて
まず、箱詰めの原則をあげてみます。
明らかに「詰め方が悪い」という理由で荷物が壊れたり汚れたりした場合、運送会社は補償してくれません。最低限、下に挙げたような点には注意してくださいね。
●重いものや瀬戸物は小さい箱、軽いものは大きい箱。ちゃんと詰めわけてください。
書籍類などは、小さな箱に詰めても持ちきれないくらいの重さになります。また、衣類などを小さな箱に詰めていたら箱が足りなくなってしまいます。
●箱を満タンにするのはいいことです。でも、箱が膨らむほど詰めるのは、絶対×!
あなたの荷物は、大きなトラックにぎっしりと積み上げられます。箱が膨らんでいると荷崩れの原因になり、大事な荷物に危険が及びます。
●箱には、必ず中身を書き込みましょう。
ワレモノや液体など、特別なものは、さらに赤ペンでその旨を書いておきましょう。
積み上げ方によって見えなくならないように、側面の長いほう、短いほうの2箇所に書いておくといいです。
しかし、貴重品や大事なものについては 「ワレモノ」「ガラス」「瀬戸物」 などは必要ですが、それ以上の、他人に中身が推測できる書き方はしないようにしてください。
引越荷物は、一時的に道路や玄関先に積んで置かれたり、開け放されたトラックの荷台から覗けることもあります。その場でのトラブルだけではなく、それを目にした人による後々の盗難なども考えられますから、注意するに越したことはありません。
また、女性や子供の居る家庭では、家族の名前を記入する場合も、イニシャルで記入するなど、他人に家族構成などを推測されないように気をつけましょう。
本当に大事なものはもちろん、自分で持ち運ぶようにしてください。
■箱詰めの前の心構え
次に、箱詰めの前の心構えです。
●「不要なものを新居に持ち込まない!」を合言葉に。
この際、使わないものは、とにかくじゃんじゃん処分してください。
例えば、衣類については 「丸々ワンシーズン着なかったものは、この先も一生着ない」 と言われています。
引越は、マンネリな毎日を脱出し、気持ちも新たに新生活を始めるチャンス。要るのか要らないのかわからないようなものを新居に持ち込んでは、せっかくの新居に新しい風が入ってくる隙間もなくなってしまいますよ。不用品の処分は、がんばって実行してください。
家のものを全部箱詰めするって大変だと思いますか?
持って行く全てのものが「必要だから持って行く」というものだけになってしまえば、箱詰めなんてスイスイ進む些事に過ぎませんよ!
●「隙間に詰めたもの」についてもきちんと箱に書き込むこと。
これが引越のあとでいちばん困るところです。なるべく似た種類のものを1つの箱には詰め、隙間があるといって違うジャンルのものをちょっと積めた場合、それもきちんと箱に書き込むことです。
何を詰めたか覚えている、なんて思わないで下さい。
引越の後は、自分が思っている以上に多方面に繁忙されますので絶対に忘れますし、ちゃんと書いておけば、なーんにも覚えておかなくて、いいんです。
■これってどうするべき?
最後に、これってどうするべきなの? と疑問に思うような荷物について、詰め方をコメントしていきます。
●洋服、布類、布団
布団袋や衣類ケースは、きちんと閉じてあればそのまま運んでくれます。普段は棚に入れているタオル類なども、布団袋や衣類ケースの隙間にできるだけ入れてしまいましょう。最後はガムテープや紐で、開かないように閉じておきます。
布団袋に布団類が入りきらなかった場合。最近は、不織布でできた、毛布や座布団などを収納できる袋が100円ショップにありますので、利用してみてください。
●カーペット
部屋全体に敷き詰めたカーペット類。もしこの際処分したいなって思うならば早めに処分しておきましょう。当日になってから引越屋さんに頼むと、通常の「粗大ゴミ廃棄手数料」以上に費用がかさんでしまうかもしれません。
引越先へ持ってゆくなら、引越当日まで敷いたままで大丈夫です。引越屋さんが丸めて持ち出してくれます。
ただ。カーペットの下には思いがけないものが色々落ちていることが多いですので、当日に恥ずかしい思いをしないように、めくってみて、軽く掃除をしておきましょう。
●電化製品
大き目の家電製品はコード類を全て抜いて、小さくまとめて本体にガムテープで止めておくなどしてください。それ以上のことは引越屋さんがしてくれます。
テレビやオーディオ、パソコンの配線は、引越し屋さんは手伝ってくれません。接続を外したらわからなくなりそうな場合は、油性ペンで合印をつけたガムテープを貼っておくなど工夫してみてください。
また、リモコン類と外した配線類は、ぜひ、全てまとめてひとつの箱に入れ、箱には赤ペンで大きく「リモコン&配線類」と書いておきましょう。引越先で配線やリモコンが見つからないことほど、情けない気分になることはありません。
ビデオ類、ゲーム類など、小さめの家電は、箱詰めしてしまいます。電気の延長コード類も、1つの箱にまとめて入れます。
そして、こういうものを、やたらな箱に、隙間があったからといってばらばらに詰め込むのはやめましょう。後で本っ当に、困ります! わからなくならないように大き目の箱に、なるべくまとめて入れておくことをお奨めします。
●パソコン
パソコンも他の家電と変わりません、もし、ちょっと不安でパソコンだけ別送したいという場合には、大手宅配便業者には専用の箱を用意してくれるパソコン専用の宅急便がありますのでそれで送ってみてはいかがでしょう。
どちらにしても、ハードディスクの中のデータはバックアップを取り、仮に中身が全部消えていても大丈夫なようにしておきましょう。
この際、新居ではOSをインストールしなおし、リフレッシュした気分で使い始めるというのも、気分晴れ晴れになるのでお勧めです。
●食器類
一度くしゃっとつぶした新聞紙などで、割れないように包んでから箱詰めしましょう。
新聞紙が無い場合、雑誌で代用できます。とくにホチキス綴じタイプの雑誌は、真ん中で開いてホチキスを緩めると見開きの大きさの紙が抜けますので、食器を包むのにもちょうどいいです。紙のインクで汚したくないものは、ふきんでくるんだり、100円ショップでペーパータオルを買ってきて利用してみて下さい。
●タンスやキャビネット類の中身
衣装ダンスや、キャビネット類の引き出しの中身は、全て出して別途箱詰めするのが原則です。
ただし、もしあまり大きくないプラスチックのキャビネットなどの場合 「中身が動かないようにきちんと梱包して詰めなおした上で、引き出しもテープなどでしっかり止めておく」 ならば、その中に詰めてしまってもそのまま運んでくれると思います。
また、ハンガーボックスを貸してもらうように頼んでおけば、スーツやコートなどを箱詰めしないで済みます。
●冷蔵庫の中身
まず、できるだけ使い切ってしまうのが大原則です。
どうしても使いかけで持って行きたい場合、別途クール宅急便で、引越先に届くように送るといいと思います。
箱詰めの際には、蓋をテープで巻いておく、ビニールに入れる、倒れないようにぎっしりと箱詰めするなど、注意しましょう。
また、冷蔵庫は、引越の前夜には電源を抜かなければなりません。引越先でも、一晩くらい置いてから電源を入れたほうがいいのです。宅急便の手配は、それを考慮して早め・遅めに手配しておきましょう。
冷凍庫の霜取り、製氷機のタンクや裏側の水が溜まる部分の水抜きも忘れないように。
●お風呂・洗面用具
引越したその日に使いたくなるものですので、ひとまとめにして、箱にはちゃんと「お風呂用具・洗剤類」と書き込んでおきましょう。
液体のものはビニールに入れたり、ガムテープで出口を密封したり、とにかく注意を怠らないように。
チューブ式になっていて一見大丈夫そうなものでも、ビニール袋に入れておいたほうがいいと思います。
引越しのダンボールは、種類を問わずに積み重ねられます。大事な電化製品や衣類を汚してしまうようなことにならないように、これくらい気をつけておいてもいいと思います。