引越用語集
ここでは、引越に関する、気になる用語に対して、一言づつ解説してゆきます。
●赤帽
「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」 という組合に所属している運送業者さんたちのことです。
トレードマークとして 「赤帽のロゴマークの軽トラ」 を共通して使っています。
全国にあるけれど、それぞれの赤帽さんが独立して運送業を営んでいて、赤帽っていう1つの株式会社があるわけではありません。
引越業者というよりは運送業者さんですね。普段は大手運送会社のいろんな下請けなどをしています。
引越用の料金設定もちゃんとあり、荷物破損の際の補償もつきますし、エアコンの電気工事の手配や不用品引取りのオプションも利用できることがほとんどです。
それぞれの赤帽により運賃とかサービスには、少しづつ違いがあります。
荷物が少ない近距離の引越だったら、使ってみるのもいいでしょう。
他の引越業者と比べて運賃は安いですが、来てくれる作業員は運転手さん1人というのが基本です。
「引越屋さんというよりは運送業者さん」と考えてください。引越の作業中は、自分で運べるものは玄関のあたりまで自分で運ぶ、というような自分にできる範囲の共同作業が必要となります。
妹が以前、単身で荷物が少ない、同じ町内での引越の為に地元の赤帽を使いましたが、軽トラで来てもらって、搬出から搬入までと1時間くらい作業してもらった料金が1~2万円だった気がします。
●大手業者、中小業者
大手とは、全国に支店をもちサービスを展開しているような大企業のこと、中小とは、どちらかというと地元密着型の業者をさします。
私の感覚では、大きな引越、長距離の引越になればなるほど、大手業者を使ったほうが良いのではと思います。
家具が増えた分、気になる事項も増えるでしょうし、大事な荷物も増えるでしょう。
大手業者の引越ではあらゆる付帯サービスが受けられますし、補償手続きなどもより明確だと思われます。
身元も確かで、その会社のマニュアルにのっとりプロとして訓練された正社員の作業員の人が来てくれる会社も多いです。
また、大手、中小に限らず、契約の前には 「引越業者の口コミ」 をインターネットで探して、実際に利用した人の声を比較してみるのもお奨めです。
●高額品
一般の引越品はもちろんですが、高額品を輸送される場合は、運送保険にきちんと入ったこと・その補償の及ぶ範囲を確認しましょう。
パソコンやTVなどの精密な家電製品は、梱包や運送方法に問題がなかったとしても、通常の範囲の輸送の衝撃で問題を生じてしまうことがあります。
●ごみ処分
面倒なので引っ越し業者さんにしてもらいたいと考える方もいらっしゃるかと思います。
処分の値段は業者さんによって開きがあります。見積もりの際に確認しておかないと思わぬ出費になりますので注意しましょう。
引越日までに、ごみはごみとわかるように、大きいものにはタグをつける、小さいものは箱詰めするなど、片付けておく必要があります。
リサイクル業者さんへ引き取ってもらうと多少でも値がつく場合がありますので、もし引越業者に頼むことにしていても、リサイクル業者にも一度見てもらったほうが良いでしょう。
●資材
梱包に必要な箱や、道具のことです。段ボール箱やガムテープ、プチプチなどのほかにも、ハンガーボックスや、ワレモノを安全に運ぶ専用ボックスなど、オリジナルの資材を貸出してくれる業者もあります。
連絡すると使い終わったダンボールを回収してくれる業者も増えています。一度に沢山のダンボールを集積所に出して、ご近所に迷惑をかけずに済みます。
●少量の引越
タンスだけ、ソファーだけ、テレビだけを運送したい、などの場合です。
基本は引越業者へ頼むことです。トラックを1つチャーターするのではなく、宅急便のように他の人が頼んだものも一緒に運送する「混載便」で運べば、運送料金は安く抑えられます。ただ、指定の日時に届けてもらえるかどうかはその運送会社によりますので、見積もりを取るときに確認しましょう。
●単身パック
押入れ3分の1~半分程度の容積をもつ「ボックス」と呼ばれる籠に収まる量の荷物を1単位として、荷物を載せた籠ごと輸送してくれる方式です。
これから新生活を始める単身の方にちょうどいい、小さな引越です。
ボックス1台につきいくらという明朗な料金設定ですし、他の人のボックスと混載しますので長距離でも赤帽なみに料金が抑えられ、宅配便感覚で引っ越すことができます。荷物は少ないけれど、赤帽に頼めるほどの近距離ではない、というときの選択肢となるでしょう。
近年では、Sサイズ・Lサイズからボックスを選べるプランや、大き目のボックスを標準で用意している業者もあります。自分の荷物の量に合った業者を選択しましょう。
指定の日時に届けてもらえるかどうかはその運送会社によりますので、見積もりを取るときに確認しましょう。
●長距離
引越は、車で2時間くらいまでならば普通の距離とされ、通常は距離により引越料金が変わるということはありません。
おおむね30km以上の距離くらいから、長距離とされるようです。
また、長距離の場合、そもそもその会社で対応してくれるのか、荷物が中継されたり下請け業者を経由することはあるかなど、引越業者によって変わってきます。
責任の所在をはっきりするため、また積荷に余計な負荷や危険を与えないためには、できるだけ下請けなどを経由せず、最後まで同じトラックで運んでくれ、作業員も搬入と搬出とで少なくともリーダーは同じ方が担当してくれるような引越だと安心できると思います。
私も、名古屋から千葉へ、長距離の引越を経験しています。
作業員のリーダーの方が 「私たちもこのトラックで現地へ向かいます。夜は目的地の近郊にある自社の宿泊所で仮眠を取り、明日の朝に現地へお伺いして搬入作業をいたします」 と言ってくれたとき、そのリーダーの搬出作業におけるプロの仕事ぶりや、作業員へしっかりとした指示や指導をしていく様子にすでに信頼できるものを感じていた私たちは、この人が明日も居てくれるんだ、それなら安心だと本当にとてもうれしく、心強くなったものです。このような対応があるのは、やはり大手の業者ならではだと思います。
●ペット輸送
まず、ペットはできるだけ自分で運びましょう。ペット輸送専門業者であっても、業者側ではあくまでも「積荷」としての扱いしかしてくれません。
私は自家用車を持っていないのですが、引越のときだけはレンタカーを借りて、自分たちとペットを乗せて、引越先へ行くという方法を取っています。
物理的に、暑さや寒さなどの危険にさらされること、そして、トイレさえいつものようにはできず、慣れない移動でパニックになっている動物のそばに、飼い主も居てくれないということになれば、ペットのストレスはどれくらい高まるでしょうか?
面倒だからって「家族」を積荷として輸送してもらう人なんていませんよね。同じように考え、できるだけ自分で連れて行くようにしましょう。
大事なペットに万一のことがあったとしても、補償があれば安心ですか? 万一のことなんて絶対に起こしたくはないですから、そもそもできる限り他人に頼まない方法を取りたいと、私は思います。
飛行機しか手段がない場合などは仕方がないですが、事前にリサーチして、きちんとした環境で運んでくれることを確認し、規定に適合するゲージを用意し、航空会社に言われた手順に従って預けましょう。
比較的近距離の引越のとき移動手段が無い方は、ペットと自分を一緒に運んでくれる専用タクシーなどがありますので、ペットだけ預けるよりはそういうものを検討してください。
そしてそもそも 「引越業者」 は動物の輸送をしてはいけないと定められていますので、一緒に運べると言ってくる業者には気をつけましょう。
●見積もり
引越料金がいくらになるか、あらかじめ教えてもらうことです。
見積もりを依頼すると業者の営業さんが実際に来て、金額を出してくれます。
安く引越をするには、複数の業者を、30分づつずらすなど連続した時間帯に呼び、いくつかの会社に見積もりを頼んでいることを匂わせた上で値引き交渉をしていきましょう。
まだ実際には来てもらわなくてもいいという段階では一度に沢山の業者に見積もり依頼ができる「ネット見積もり」用ウェブサイトで沢山の業者に見積もってもらい、相場感をつかむのも良いのではと思います。